家庭におけるPCの立ち位置とWindows 8 というOS

本日参加したセミナー&内覧会で、コンシューマー向けPC及び関連製品の動向を探ってきました。

その昔、テレビ+オーディオ+PC=オールインワンPC みたいな商品が持て囃された時期がありましたが、
その流れを汲みつつも、さらに色んな「役割り」を課せようとしている感がありました。
高音質・高画質はもちろん、他の家電製品の制御が出来る(電源の消し忘れに対処する)機能、
スマートフォンで撮影した写真を離れた場所から直接自分のPCに保存ができたり。
いやあ。そこまでする!? という感覚すら覚えるほどです。

私たちのような業種に属していると、かえってPCの買い替えや買い増しの際にも「シンプルイズベスト」な選択をしてしまいがちなのですが、(それはそれで都合が良いのですが)たまには一般家庭向け(コンシューマー向け)PCやその周辺機器にも目を向けないと、PCベンダー業界の技術革新に付いていけなくなりそうです。
それにしても、性能&機能UPもさることながら、PC業界のデフレ化も相当なものですね。
スペックと機能と見合ってないとも思える実勢売価ですからね。

今からPCを始める方が羨ましいです。ホント。

 

あと、Windows 8 搭載のPC(パソコン)は、スタート画面の操作にクセがあるので、PCメーカー各社共に色んな工夫を凝らしているようです。
PCに向かってジェスチャーすると操作が行えたり、なんとタッチパッドの操作に5本の指が使えたり、専用リモコンの裏側にタッチパッドが搭載されていたり、さらには従来の「スタートメニュー」を彷彿とさせるオリジナルランチャーソフトが付属されていたり。。。

タッチパネルを前面に打ち出したWindows 8 だけに、「タッチパネル搭載」機種がそのメリットを享受しやすいのですが、ひょっとするとそれはパッド端末の場合に限るのかも取れませんね。

ノートPCに至っては、画面をタッチするとディスプレイのヒンジ部分の揺れがあったり、画面に指紋がつきやすい等々。。。

うーん。悩ましいです。

 

つまるところ、「Microsoft Office が完璧に使えて、USBやその他のインターフェイスでプリンタや周辺機器が繋がる 防水・防塵タブレット端末」が Windows 8 の最大限の魅力を活かせる環境なのかも知れませんね。