一般ユーザー必見!今時のデータの保管術(2)
さて、前回の続きで「データ保存」の方法について考えてみたい思います。
よく 「特に大切なものは無いから消えても大丈夫」 とおっしゃる方ほど後になって
「エッ!? アレもそれも無くなってしまった??」
「そのデータが消えるとは思ってなかった」
なんて声をお聞きします。
そうならない為にも日頃からバックアップを取っておきましょうね。
◆バックアップするメディアについて
・外付けハードディスク(HDD)
なんと言っても大容量で、読み書きの速さが魅力です。
信頼性のおけるメディアと言えますが、一般的に言われる「耐久性」は約5年と言われていますので
そこそこの年数が経過したら(正常に読み書き出来ているウチに)新しいHDDと買い換えましょう。
HDDと言えど 「一生もの」 ではありませんので、ご注意下さい!
・CD-R や DVD-R 等の光学ディスク
直射日光やホコリ、キズ等、取り扱いや保管に気をつければ保存性は高い部類に入ります。
但し、メディアそのものの質にはこだわりましょう。
「安いから」 といって海外製のノンブランド商品を使っていると、ある日突然 「読み込めない!」という事態に遭遇することも。。。
又、構造による各メディアのデータ保存性については、一説によると DVD-RAM が一番優れているという報告もありますが、
どのメディアも、世の中に登場してからそんなに年数が経っていないので、その真価はこれからといったところです。
尚、CD-RW や DVD-RW 等の 「リライタブルメディア」 は互換性が低いので、CD-R、DVD-R、DVD-RAM の何れかを選択される事をおすすめします。
・USBメモリー
互換性も高く、扱い方も手軽なことから、利用率の高いメディアです。
が、しかし、「ある日突然認識しなくなった」 等のトラブルをここ近年でよく耳にします。
耐久性の面から見ると、確かに他のメディアには劣るというのは否めないようですので
あくまでも 「一時的」 な保存場所として利用して下さい。
・オンラインストレージ
最近、各方面からサービスがリリースされている オンラインストレージ・サービス。
前述の3つの例のように、自身で何かのメディアを購入・管理するのではなく、
インターネット上のサービスを利用し、データを 「預ける・保管する」 といったイメージでしょうか。
大手プロバイダーやサプライヤー、メーカー等が管理するサーバーにデータを保管することになりますので、
当然ながら、各種のメンテナンスが手厚くされているので、データ消失率は低くなります。
その反面、インターネットを介したデータのやりとりになるので、データ漏洩がやはり気になるところではあります。
いかがでしょうか。
それぞれに一長一短があるので、特性を理解した上でデータの保存場所を検討されることをおすすめします。
PS:データバックアップの環境や選び方、運用方法についてのご相談を承っております。
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